ムッたんが我が家にやってきた!

 突然ですが、Fender Japan Mustang MG-77 VNT(以下ムスタング乃至ムッたん)を入手しました。今新品で手に入るムスタングの中で一番の高級機ですね(USA含 というか、Fender USAで現在販売しているムスタングは日本製です)ちなみに、ムッたんなんて呼んでません(^^ゞ

買ったのはこんな奴です
Fender Japan フェンダージャパン エレキギター MG77 Mustang VNT

 ご覧のとおり、お高いですね! まぁ普通だったら、この値段出すよりブルーレイレコーダーでも買いますよヘ(。。ヘ)☆ヽ(^^;)バキ 
 実は結構(某アニメで出てくる)前からムスタングが欲しいなぁと思っていたのですが、初めてのギター選び記事にもあるように(あったよな?)、ムスタングって材質とかパーツとかの内容に対しての価格が高すぎるんですよね。だから、見送っていました。(あ、でも最初に知ったのはBeckっていうマンガですね)
 が、たまたまジャンクで見つけて、気づいたら家に着ていたんですね(°O゜)☆\(^^;) バキ! そりゃもう、中古ムスタングとしては最安値に近い値段だったと思います。思わせておいてください(T_T)

 で、普通ムスタングといえばポプラかバスウッドボディでシングルピックアップ2機なんですけど、うちの子はアルダーボディアッシュボディでリアがシングルサイズハムに換装されていました。本当はストラト用で余っていたVANZANDTのピックアップに代えるつもりだったのですが、うれしい誤算ですね。まぁ、フロントはピックアップの種類を確認後にVANZANDTのVintage Plusに変更するかもです。
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さて、とりあえず到着したときはこんな感じでした。




 いやぁ、見事に錆び錆びですねぇ(T_T)
さっそく、赤錆まで浮いている弦を外して、トレモロとコンパネを外し、錆落としです。錆落としには自転車用のものを使用しています。
なんでかというと、自転車ってメッキされているじゃないですか。で、他の部分は塗装されている。普通の錆落としはメッキ部分に使うと一緒にはげちゃうことがあるのですが、これだとメッキ以外のところだけを落としてくれるんですよね。かつ、塗装を傷めない(と少なくとも書いてある)。

 とりあえず、錆落としをハケで塗り塗りすると、なんかシュワシュワ泡立ちます。錆って要は鉄が燃えているんです。酸素と鉄の分子が結合しているわけです。そういうことなら、鉄より酸素が結びつきやすいのをそばに置いてやればいいんでね。という、仕組みなんじゃないかなと(長かった割に、ここまで妄想(°O゜)☆\(^^;) バキ!)
 で、ある程度立ったら、ナイロンブラシ(まぁ古い歯ブラシとか)でゴシゴシこすってやります。コレを数回繰り返し、最後に花咲Gという金属磨きで磨きました。これ、ピカールより超強力ですよ(^^)

花咲かG(HANASAKA G) クリーナーとポリッシャー効果もある ワックス [HTRC3]

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で、ここまで綺麗になりました(^^)
錆が結構ひどかったので、よく見るとボツボツしていますね。コレは仕方が無いっす。でも、指が映りこむぐらい綺麗になったのがわかると思います。苦労しましたよ(T_T)
 とりあえず、「触りたくねぇ」って感じからは脱したと思います。遠目に見れば綺麗でしょ。遠目に見れば俺だってイケメンですよ・・・たぶんヘ(。。ヘ)☆ヽ(^^;)バキ 逆にレリックな感じでいいです。というか、わざとヤッたレリックじゃなくて、本当に自然なクスミですけどね。ネックとボディも飴色に変色していて好みです。


 ま、とりあえず、ここまで来て弦を張って試奏してみました。
 今回ダダリオのスーパーライトを使用しました。まぁ、手持ちがコレしか無かったんです。噂によれば、弦がダルダルになるということだったんですが、そうでもないように感じます。
 ただ、あのブリッジは本当に使いづらいですね。なんで、わざわざ逆に弦をさしてからブリッジの下通すんだろう? クルーソンタイプのペグは初めて使ったんですが、使いやすいですねぇ。アームは使わないから、ロック式ペグに交換しなくてもよさそう。
 なんか、ブリッジのコマも交換されているみたいです。一見わからないですけどね。オリジナルは真鍮製と聞いたような気がしますが、多分ステンレス製の奴に変わってます。曇っていたけど、錆びてはいませんでしたし。>結局メッキされた真鍮だったので、オリジナルだと思います。
 チューニングは今のところ、噂に違わず狂いまくりです。あのブリッジ何とかならんかなぁ(´・ω・`)

 使ってみた感じ、なかなかジャキジャキしていて好みの音ですね。悪くない。実にフェンダーらしい音です。
 早速、Nirvana のSmells like teens spilit ぽいなにかを弾いてみたり(^^ゞ まぁ、殆ど洋楽知らないですけど、最近お気に入りなんです。これがムスタング欲しい病が強まった原因かな? (Nirvanaのボーカルギターであるカート・コベインがジャガームスタングを使っています) でも、噂のように軽すぎる音という感じがしないのは交換されたピックアップとボディ材のお陰ですかね。それとも、もともとこんな感じ? ディストーションかけた上に軽くコーラスを加えてやるとすごく良いです(^^)

 ネックは、そこそこ高い(?)ギターらしく、ちょっと太めです。音とネックはテレキャスをそのまま縮めた感じに近いかも。太さは先日試奏してきたフジゲンのストラトっぽい感じ。フェンジャパのテレもこんな感じじゃないかな? まぁ、ギターを引くことに慣れてきたおかげで(?)
、太めでも弾きやすいです。

 ボディ鳴りはそこそこありますね。弾いていて気持ちいいです(^^)
そのぶんサスティーンは短め。まぁサスティーンなんて、コンプかオーバードライブかけりゃいいんですよ(´∀`)☆\(^^;) バキ! その後ブリッジを少し調整したら、サスティーンはそれなりになりました(^^) でも、ブリッジがほぼフローティングなせいで、チューニングは本当に安定しないですね。早く何とかしないと・・・

 とりあえず、このまましばらく使って、堪能したら(録音とかもしてみて)、内部配線とフロントピックアップを改造しようと考えています。予定では、1週間〜1ヶ月前後かなぁ。
 一応、ボリュームのハイパス化・トーンコンデンサ交換・トーンポット交換・フロントピックアップ交換等々を予定


おまけ

ちなみに、コンパネの裏です。なんと、ジャックのコールド(マイナス)が接続されていません! こんなの初めて見た!
 で、Twitterにて教えてもらったところ、コンパネが金属製だからだそうです。つまり、通常ポットの背面からジャックの外側へいく端子へコールドが接続されるわけですが、それらがコンパネに接触しているので、コンパネ自体が配線となって回路ができるということらしいです。
 でも、ジャガーはちゃんとジャックのコールド端子に接続がされているみたいなんですよね(といって、ジャガーの配線が良いというわけでもないらしい)。だから、後日改造するときに配線する予定です(^^)

追記:我慢しきれずに、ちょっと開けてみました。
 フロントのピックアップはよくわからないやつでした。底の部分が安っぽいプラでできています。なんだろうコレ。
 リアはSeymour Duncan SHR-1b HotRailでした。これは良い選択だ。というか、試してみたかったピックアップですね。そのまま使用すること決定です。カートもこの仕様で使っていたことあるし(^^)
 配線はやり直したのか、すごい丁寧でした。スイッチにちゃんと収縮チューブかけているよ。俺がやり直すより丁寧。プロに頼んでやってもらったのかな? どうりで、フェンジャパにありがちな「コモリ感」がないと思ったよ。
・・・は! いじれる所が殆ど無い・・・・(°O゜)☆\(^^;) バキ!

※長いことMG77のボディはアルダーだと思い込んでいましたが、アッシュボディでした。言われてみれば、木目とか綺麗だし、赤っぽくもないやヘ(。。ヘ)☆ヽ(^^;)バキ