NTST-M10 ちょっと改造してみた

NCST-M10改造

前回から大分日にちが経ってしまいましたが、FUJIGENのミディアムスケールストラトNTST-M10Mの中身を弄ってみました。
コンセプトは
「ふっつーのストラト」です(^^;)



まずは、軽く開腹してみます。
キャビティはH-S-Hですね。唯一残念な点です。が、ミディアムスケールストラトでS-S-Sキャビティは見たことないです。弁当箱な初期型STMよりは良心的?

 中には導電塗料が塗ってありますね。また、配線材も布巻きが使われていて、良い素材が使われていることが伺えます。ポッドもなんか、大きくて、安物ではなさそう。やはりオリジナルより作りが良い感じですね。





 基本的に中身は全部取り替えようと思っていましたが、思ったより良い配線材や部品使っているので、あまり弄らないことにしました(オイ


 コンデンサは安いフィルムコンですね。別に安くてもいいんですが。個人的にフィルムよりはセラコンの硬い感じが好きなので、ここはセラコンにかえます。もちろん安物です。コンデンサにお金かけるのは、なんか抵抗があるんですよ。


 セレクタは定番のCRL・・・ではなくて、あえてOakにしてみました。
最近のFenderUSAはこっちを使っているんだっけ?
特に加工の必要なく付きました。


ピックアップは死蔵していたVanzandtに変更。
フロント TrueVintage
ミドル TrueVintage RW
リア Vintage Plus
です。
 分厚い音がほしいならハムバッカー使え! ということで、基本的に枯れ系を目指しております。リアだけ、歪みでよく使うので、ほんの少し抵抗値が高いPlusを使っているところが俺らしい?(^^;


 コンデンサは前述のとおりセラコンに変更。
いつもはポッドを500kΩにしたり、コンデンサの値を0.22にしたりとキャリキャリにしようと意図するのですが、今回は普通に0.47を使用。

 ちなみにハンダは例のごとくアルミットを使用しています。ケスター44とか使ったこと無いなぁ。アルミットがなくならないから(≧▽≦ヘ)
 ま、なくなっても、買い置きとか、家の物置の奥から出てきた2〜30年くらい前のビンテージ感あふれる日本製ハンダとかあるんで、ケスターを使う予定は当面なしですが。


セレクタなども配線完了。どうしても綺麗とは言い難くなっちゃうなぁ



プラグコネクタもスイッチクラフトに変更。入れ心地がかっちりします。
どうも、これに慣れるとすんなり入るプラグは不安になります。

あとは、蓋閉めて、弦を貼り直して終了。
結果は?


はじめ弾いた時は「テレキャスかい!」というくらいギャリンギャリンしていて、やや失敗? とか思っていたのですが、一週間から一ヶ月ぐらいで、落ち着いてきました。やはりエイジングは必要みたいです。
 1〜3弦は明らかに鈴鳴りな感じになり、いい感じ。4〜6弦は比較的しっとりした音色。全体的にもとのPUよりすっきりした音色になりましたね。まさにストラト! という感じになったのではと思っております。
NCST-M10のレビューで通常のストラトより少し落ち着いた感じの音色(正確には忘れた)みたいなのがあった気がしますが、PUがFUJIGENオリジナル(多分GOTHO製)の色なんじゃないかなぁ。自分が持っている普通のストラトと、そこまで変わっているとは思わないです。ま、そっちもいろいろやっているので、参考にはならないけど。
例によって、下手くそな試奏音源は出しません(w

次回は可愛いあいつを取り上げる予定。
ただ、結構難航していますので、またいつ更新できるか微妙です。