シールドを自作したらば安かった 検証編

 今回は、MP3のファイルをアップできるかのテストです。
えぇそうですとも。音源の微妙さには目をつぶってください!
これ約束!

 今回の俗称「シールド自作講座」では1芯のシールドと2芯のシールドを
作成しましたね。今回はそれぞれのシールドともう一つをあわせて音を聴き比べてみましょう。おまけのシールドの線材は読めば
わかります(^_^;)

 え? あんなケーブルごときで音が変わるのかって?
それは是非、聴き比べてみて判断してください。


・録音環境

 今回の録音環境は以下のとおりです。

・Squire Jagmaster A3(A3=改造Ver3仕様の事ですね)

 リアピックアップ(Seymour Duncan SH-4 JB)のみ
SeymourDuncan PU セイモアダンカン ピックアップ SH-4 JB ZB【国内正規品】

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・Pod GX > MacBookPro 13inch
LINE6 POD STUDIO GX

LINE6 POD STUDIO GX

Apple MacBook 2.4GHz Core 2 Duo/13.3

Apple MacBook 2.4GHz Core 2 Duo/13.3"/2G/250G/8xSuperDrive/Gigabit/802.11n/BT/Mini DisplayPort MC516J/A

・Pod farm 2 (アンプシミュレータソフト)
  クリーン:VOX AC30 アンプ直
  クランチ:Marshall(だと思う)アンプ直
 いずれもイコライザはすべて5に合わせています。
 クランチのディストーションも5。ボリュームは8です。

・シールドの長さはいずれも3mです。

 本当はシングルピックアップのストラトも入れたかったのですが、
 自分のストラトはちょっと特殊な上に、聞いている方が疲れて
しまうので、この構成です。リクエストがあれば、アップしますが。

 当然、音作りとはかけ離れた環境ですので、音が微妙なのは
勘弁して下さい。
 また、自分は評論家でも音のプロでもないです。耳の性能も
並以下の自信があります(°O゜)☆\(^^;) バキ! また、自分の
音に対する好みもあります。自分はどちらかというと高音よりの
カラッとした音が好きです。当然、自分のシールドづくりの腕が
イマイチで、線材の潜在能力(オヤジギャグだ!)を引き出せて
いない可能性もあります。
本当に思ったままの事を書いていますので、最終的にはご自身の
判断を信じてください(^^)

※これ以降は音が出る部分があります。
 会社や公共の場でごらんになる時など、また、音量には十分ご注意ください!


mogami 2524を聞いてみよう

まずはクリーンから
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つづいて、クランチ
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感想:線が少ないからか、ちょっと他のケーブルと比較して出音が
小さく感じます。また、中低域が思った以上に出ている。逆に言え
ば、高音が減衰して、若干こもり気味に聞こえる。おそらく、広域が結構減衰しているんでしょうね。
 また、SH-4は歪み易いピックアップなので、結構歪んでいますが、ストラトのローパワー系なシングルピックアップだとあまり歪まないですね。
 これが前々回に「お勧めしない」と言った理由。
 逆に、明るすぎるトーンのシングルピックアップで少し太い音を
出したいなら、アリなシールドかもしれません。ジャズとかブルー
スだと意外とマッチするかも? でも、個人的にはあまり好みじゃないかな。


Belden 8422を聞いてみよう

まずはクリーン
Download
つづいてクランチ
Download

感想:良いですね! さすがは世界のベルデン。篭らず透明感の
あるクリアな音ながら、各音域もバランスが良いです。また、倍音
が非常によく出てますね。PHは一番やりやすく、余計な音が
入りやすい(w あえて言うなら、若干高中域が前に出ている
かな? 見かけは悪いけど、音は気に入ってます(^^)



・おまけでmogami 2534を聞いてみよう

 自分が以前作ったMogami 2534のシールドです。これ実は
マイクケーブルです(買うときにトモカのおっちゃんにすごい変な顔されました(^_^;))。だから4芯なんですね。
 でも、最近評判が良かったので、これで作ってみました。作るの
はちょっと苦労しましたね。だから、今回の講座では特に出して
いません。まとめる線が多くなる分、ハンダ付けの対象が太くなりますから、やりづらいのです。

 それではクリーン
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つづいてクランチ
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感想:どうです? 意外と同メーカーの2524よりは、ベルデンの
8422の方に近い音ですよね。でも、8422より各音域が均一で
非常に素直な音です。また、ほんの若干ベルデンより太く感じます
ね。もちろん、こもる感じはありません。マニアックな線材なが
ら、自分の中ではこれが標準になってます(^_^;)
 あまり初心者にはおすすめしませんが、挑戦する価値はある
線材だと思います。


・さいごに

 いかがだったでしょうか? 意外と、シールドによって違いが出ますよね。ただこれって、ギターのピックアップ、回路、アンプの種類、エフェクターの種類、シールドの長さ、環境(自室かスタジオか、ステージか)。そういった要素で、音はガラっと変わってきます。特にアンプの違いって結構ありますよねぇ。 ただ、素人が簡単に比べられるものでもないですが。

 シールドは比較的安価に製作できるので、よろしければ挑戦して
みてください。

ではでは