シールドを自作したらば安かった 検証編
今回は、MP3のファイルをアップできるかのテストです。
えぇそうですとも。音源の微妙さには目をつぶってください!
これ約束!
今回の俗称「シールド自作講座」では1芯のシールドと2芯のシールドを
作成しましたね。今回はそれぞれのシールドともう一つをあわせて音を聴き比べてみましょう。おまけのシールドの線材は読めば
わかります(^_^;)
え? あんなケーブルごときで音が変わるのかって?
それは是非、聴き比べてみて判断してください。
・録音環境
今回の録音環境は以下のとおりです。
・Squire Jagmaster A3(A3=改造Ver3仕様の事ですね)
Squier by Fender スクワイア エレキギター Jagmaster 3TS
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SeymourDuncan PU セイモアダンカン ピックアップ SH-4 JB ZB【国内正規品】
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クリーン:VOX AC30 アンプ直
クランチ:Marshall(だと思う)アンプ直
いずれもイコライザはすべて5に合わせています。
クランチのディストーションも5。ボリュームは8です。
・シールドの長さはいずれも3mです。
本当はシングルピックアップのストラトも入れたかったのですが、
自分のストラトはちょっと特殊な上に、聞いている方が疲れて
しまうので、この構成です。リクエストがあれば、アップしますが。
当然、音作りとはかけ離れた環境ですので、音が微妙なのは
勘弁して下さい。
また、自分は評論家でも音のプロでもないです。耳の性能も
並以下の自信があります(°O゜)☆\(^^;) バキ! また、自分の
音に対する好みもあります。自分はどちらかというと高音よりの
カラッとした音が好きです。当然、自分のシールドづくりの腕が
イマイチで、線材の潜在能力(オヤジギャグだ!)を引き出せて
いない可能性もあります。
本当に思ったままの事を書いていますので、最終的にはご自身の
判断を信じてください(^^)
※これ以降は音が出る部分があります。
会社や公共の場でごらんになる時など、また、音量には十分ご注意ください!
・mogami 2524を聞いてみよう
感想:線が少ないからか、ちょっと他のケーブルと比較して出音が
小さく感じます。また、中低域が思った以上に出ている。逆に言え
ば、高音が減衰して、若干こもり気味に聞こえる。おそらく、広域が結構減衰しているんでしょうね。
また、SH-4は歪み易いピックアップなので、結構歪んでいますが、ストラトのローパワー系なシングルピックアップだとあまり歪まないですね。
これが前々回に「お勧めしない」と言った理由。
逆に、明るすぎるトーンのシングルピックアップで少し太い音を
出したいなら、アリなシールドかもしれません。ジャズとかブルー
スだと意外とマッチするかも? でも、個人的にはあまり好みじゃないかな。
・Belden 8422を聞いてみよう
感想:良いですね! さすがは世界のベルデン。篭らず透明感の
あるクリアな音ながら、各音域もバランスが良いです。また、倍音
が非常によく出てますね。PHは一番やりやすく、余計な音が
入りやすい(w あえて言うなら、若干高中域が前に出ている
かな? 見かけは悪いけど、音は気に入ってます(^^)
・おまけでmogami 2534を聞いてみよう
自分が以前作ったMogami 2534のシールドです。これ実は
マイクケーブルです(買うときにトモカのおっちゃんにすごい変な顔されました(^_^;))。だから4芯なんですね。
でも、最近評判が良かったので、これで作ってみました。作るの
はちょっと苦労しましたね。だから、今回の講座では特に出して
いません。まとめる線が多くなる分、ハンダ付けの対象が太くなりますから、やりづらいのです。
感想:どうです? 意外と同メーカーの2524よりは、ベルデンの
8422の方に近い音ですよね。でも、8422より各音域が均一で
非常に素直な音です。また、ほんの若干ベルデンより太く感じます
ね。もちろん、こもる感じはありません。マニアックな線材なが
ら、自分の中ではこれが標準になってます(^_^;)
あまり初心者にはおすすめしませんが、挑戦する価値はある
線材だと思います。
・さいごに
いかがだったでしょうか? 意外と、シールドによって違いが出ますよね。ただこれって、ギターのピックアップ、回路、アンプの種類、エフェクターの種類、シールドの長さ、環境(自室かスタジオか、ステージか)。そういった要素で、音はガラっと変わってきます。特にアンプの違いって結構ありますよねぇ。 ただ、素人が簡単に比べられるものでもないですが。
シールドは比較的安価に製作できるので、よろしければ挑戦して
みてください。
ではでは