ストラトのピックアップをLace Alumitoneへ交換しちゃうぞ 前編

 数ヶ月前。TwitterでLace Almitoneというピックアップのことを知りました。
そのツイットをされた方のインストール記事はこちらです。
LACE Alumitoneインストール話 前編 | 徒然草 RC2
Lace Alumitoneインストール話 後編 | 徒然草 RC2
(例によって無断リンクすいません。不可連絡がきたら消します)

  • Lace Alumitoneについて

 Laceといえばクラプトンが以前使っていた(?)Lace Sensor Seriesが有名ですが、これはちょっとひと味違う。なんと、コイルが無いんです!
 いや、それの何がすごいかというと、このギターのピックアップというのは磁石の周りにコイルが巻かれている構造になっています。で、この磁石が弦を磁石化させ、これがコイルの上で振動することによって電気が発生。この作用を電磁誘導、できた電流を誘導電流といいます。
アンチョコはこちら(^_^;)
http://www1.kepco.co.jp/pr/elcity/science/topic06.html
んで、発生した電気をアンプに流すことによって音が出るのです。すごく簡単に説明するとね!間違っていたらごめんなさい。でも、詳しく説明もできないので、興味を持った方はググッてください(°O゜)☆\(^^;) バキ!
ここまでが、シングルピックアップの仕組みですね。
 で、この時に少なからずノイズがでます。そのノイズの波を逆磁のコイルを並べてノイズを相殺させよう(ハムキャンセル)というのがハムバッカーピックアップですね(完全には消えません)。ストラトなどのネック側+ミドル、ミドル+ブリッジ側も同じ原理でノイズを少なくします(フェイズ)。でも、フェイズとハムキャンセルは同義ではないです。一般的にハムキャンセルの方がノイズが少なくなります。配線が並列か直列かの違いがあるんですね。間違っていたらすいません(2回目)

 ここでやっと本題。以上のようにコイルに電流が発生する時にノイズが出る。ということは、コイルがなければノイズは減るんじゃない? という単純かつ無茶な発想が出てくるわけです。で、Laceさんは渦電流とかいうので、それを実用化したと。詳しいことはググッてください(2回目パート2)。

 ちなみに、ノイズを無くす仕組みはアクティブピックアップという電池を使うピックアップでも実現しているのですが、こちらはよくわかりません。Alumitoneは従来のものと同じ、パッシブピックアップなので、電池不要というのも気に入ったところです。

閑話休題

 長々と説明してきたわけですが、これに俺の中の新しもの好きの血が疼いてしまいました。しかし、お高い!
LACE SENSOR Lace Alumitone [3 pickups set]
 いや、3個セットじゃなくてもいいじゃないかって? いやいや。実はこいつ、特殊な構造故にインピーダンスが普通のピックアップとぜんぜん違うらしく(よくわかっていません)、他のピックアップと共用できないらしいんですよね。
 でも、上のブログの原田氏より「ノイズが殆ど無くて、ストラトらしい音。おすすめ!」的なリプライをいただきまして。俄然、購買意欲は増してしまうわけです。

  • そして注文・・・

 が、しかし! 今はネットの時代! 円安の時代! 上のリンク記事にも乗っていましたが、アメリカから直輸入すれば1/4〜1/3の価格で購入できるんですね(^^) 円高バンザイ!
 日本の輸入代理店、どんだけぼったくってんの(^_^;) ちなみに、いろいろ調べましたが、有名所の製品は海外製でも日本と僅差の値段でしたよ。
 で、小金ができたときに米アマゾンで注文しちゃいました(°O゜)☆\(^^;) バキ!
送料は(他のも頼んだけど)1000円前後。到着までの期間は2週間ぐらいでしたね。支払いは、普通にクレジットカードで済ませました。しかし、ちょっと出かけていた隙にポストにぶっこまれていたときは驚きました。どこの輸送会社だったんだろう?
到着したのがこちら。赤い箱に黄色いロゴで、なんかフェラーリの製品みたい(^_^;) ちょっとカッコイイです。ただ、到着したとき、ちょうどSTMの修復(壊れたSTMを改造するよ 〜序章 - 彩庵草子)やっていた時だったので、作業はしばらく後に行いました。

説明だけで長くなってしまったので、実作業は次回!