ジャグマスターを改造するぞ レベル1

  1. 改造前の感想

さて、さっそく入手したジャグマスターを試奏してみました。
ちなみに、今回から細かい専門用語の解説はなしです。面倒なので(バキ)

おや、意外と弾きやすいですよ。ネックも薄いし、それほど重くもない。
生鳴りもそれほど悪くはないね。まだ引き込んでいないからボディ鳴りは
思ったほどないな。でも、アルダーだしな。正直自分の経験上、ボディ鳴りなら
バスウッドのほうがあると思いますし。また、鳴らさない楽器は響かないというしね。

とりあえず、ノイズは結構ありますね。ハムってもっと少ないと思ってた。
生音は別に問題ないけど、アンプ通すとちょっとこもり気味だな。
あと、サスティーンが少ない。
 使っている部品はちょろいなぁ。ペグもブリッジもダイキャスト製。ナットはプラ。
当然ブロックは薄い。
でも、ネックの材質はフェンジャパと同等に思える。残念なのは21フレットだということ。ショートスケールだから22フレットだと思ったのになぁ。
塗装は丁寧にされている。ネックとボディの間に隙間もない。加工精度は悪く無いみたい。

さて、早速いじりますよ(^^)

  1. レベル1 電装系に手を加える

まず、電装系をほぼ前取り替えします!
早速秋葉原の千石通商でパーツを揃えてきました。
あそこは安くていろいろ揃っているから大好きです(w

買ってきたのは
CTSカスタムポット500kΩ Aカーブ、Bカーブ各1個
 AカーブとBカーブではつまみのきき具合がちょっと違います。
 Aカーブはちょっと上弦のカーブ。Bカーブは直線的。
 ボリュームなんかはAカーブのほうがうまく変化しているように
 聞こえるのだそうな。
 CTSはポッドの代表的なメーカーですね。定評があるので試してみます。

・スイッチクラフト モノジャック(メス)
 スイッチクラフトのジャックはかっちりしているらしいので。
 さすがにMILスペック持っているなんとかっていうのは高かったので
 普通の奴。それでも十分でしょ。

・布巻配線材
 ちょっといい感じだったので。でもうまく剥けずに後悔しました(^^ゞ
 次回はベルデンの奴にします

半田は前からアルミットというのを使っています。NASAでも使用している日本製!
流れ方が素直なので、プロアマ問わず使っている人は多いみたいですね。
アルミットの前は銀ハンダ使っていたのですが、なかなか溶けないし、音は硬いしで
あまり好みではなかったです。

.コンデンサ(オレンジドロップ 0.022uF)
 なんかどえらい安かったんだけど、大丈夫なんだろうか?

とりあえず、こんな感じ。
さて、さっそく開腹してみますよ



うわー、見事にざっくりとザクられています。色々配線するには楽ですな。ピックガードの裏もほとんどシールドされていない。これじゃノイズがのるわけだ。
後にアルミテープを貼りまくりました(^^ゞ


で、元の配線はこんな感じ。
配線は最初に元を取り外し、それを参考にしながらやりました。
でも、後日米squireに配線図のPDFがあることを発見。この時に見つけていれば
楽だったのにねぇ(^^ゞ

で、新規パーツと新しい線材で入れ替えたのがこちら

半田付けがいまいちなのは目を瞑ってくださいね。
ちなみにアース線には昔買ったスピーカーケーブルを使用しています。
あの手はいい銅を使っているからよさそうなので。

  1. 改造後の感想


さっそく、組みなおして接続。そうそう、ダイヤルも変更しました。
ちょっと浮いているんだけど、正面から見たらわからないので、気にしない(^^ゞ

スイッチクラフトのジャックはちょっと固めでがっちりプラグを咥えてくれますね。
結局、この手の部品は丈夫さと信頼性なのでしょう。
さて、通電。
まぁ、思ったよりノイズは減ってないですね。
ちょっとがっかり

では弾いてみます。
おぉ・・・おぉお・・・! てほどでもありませんが
なんか高音が出るようになった。というか、こもりがなくなりましたね。
やっぱ、パーツの質って音に関係するんだなぁ。
トーンの効きはあまり変わらないなぁ。やっぱ安物だからか?
でも、しばらくそのまま使っていたら、よく効くようになりました。
ストラトに付けているビタミンQよりはさっぱりしている音かな。
でも、トーンを絞るといい感じにウォームになります。さすが。

やっぱ、この手のパーツもエイジング効果というのはあるみたいですね。

さて、次回のレベル2では、ナット、ブリッジ、ペグを交換しますよ。